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あなたの理美容室・エステサロンの「熱き思い」を「恋の相手に伝える」ように、お客様にお伝えする! 理・美容室やエステサロンの集客支援・売上アップのための経営コンサルティング。毎週月曜日更新!


by mike1004_kuma
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こんにちは、カムラッドです。

付加価値アップのお話しを、このブログでも何度かお話ししてきています。

そもそも、サロンスタッフの給与アップを目的に、付加価値をアップさせる方法を考えるのに、方法論だけをとっていては、全体を見失いがちになるので、大元の考え方についてもお話ししておきます。

会計的には、会社の利益は、

「売上 - 費用 = 利益」

で計算されます。

なので、頭の中も、
「費用を削って利益を出す」
「売上を上げて、利益を出す」
と考えるのが当然です。

ですが、この計算式のままでは、
なんとなく、「利益は後からついてくる」
というような感覚になりませんでしょうか。


ですが、次のように、考え直してみてください

「売上高 - 利益 = 費用」

想定した売上高から、
経営的に出さなければならない利益、
つまり、1人当たりの付加価値が高くなるような利益
を出すことをまず設定し、
売上高からその利益を引いたものの範囲に費用を抑える
という考え方。

利益は後からついてくるのではなく、
「出さなければならない利益」を達成するために、
経費削減をする。

利益は、ひとりひとりの待遇を改善することにつながります。

待遇を具体的にどれぐらいよくする!と
計画の中で数値で明確にしてから、実行に移してゆくことも
おすすめします。
# by mike1004_kuma | 2012-10-01 15:25 | 美容業コンサルティング
こんにちは、カムラッドです。

自宅の本棚を整理していたとき、捨てようかどうしようか迷って、結局もう一度読んでから残すかどうか決めようと考え手に取った本が、マーケティングの教科書といわれているこの本でした。

『売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則』
アル・ライズ/ジャック・トラウト共著、新井喜美夫訳、
東急エージェンシー、1994.

再度読み返してみて、よかったです。

一番ひびいた点は

  「正直の法則」

  まずネガティブな面を認める。
  それをポジティブ要素に変更する。


というものです。

たとえば、1人で営業されているお客さまサロンを想定してみました。
すると、「正直の法則」をつかって、こんなキャッチコピーができるのではないでしょうか。


「1人なのでご予約の電話に出られません。今ココにいてくださるお客様に全身全霊を傾け取り組んでいるからです。ウェブご予約をご利用ください。」


キャッチコピーづくりのときに、使っていただきたいアイデアのご紹介でした。
# by mike1004_kuma | 2012-09-24 07:21 | 広報/PR/ストーリーづくり
こんにちは、カムラッドです。

朝夕、秋の虫がなくようになった湘南地域です。
でもまだ昼間は、セミが鳴いてますね。

今日は、「コンセプトは変わっていい」がお題です。

「コンセプト」というと、これから出店する人だけが必要なことと思われがちですが、そうではありません。

「なにか新しい価値感を提案してゆこう」とする方すべてに、
必要なものです。

時代が変われば、環境も変わり、行動の基準も変わります。
なので、ずっと同じコンセプトのお店、サービス、というのはありえないのです。

古い価値観で存続しつづけることは、衰退を意味します。

なので、新しい価値観を提供し続ける、つまり、コンセプトを打ち出しつづけることが、店舗でも重要です。

あなたのお店の今のコンセプトは何ですか?

オープン当初に考えたから、それがあるよ、という方。
そのオープン当初に考えられたコンセプトは、今のお店にあってますか?

コンセプトをみつめなおすきっかけになれば嬉しいです。
# by mike1004_kuma | 2012-09-17 07:19 | 広報/PR/ストーリーづくり
こんにちは、カムラッドです。


サロンコンセプトといっても、最初から言葉にするのは難しいかもしれません。

しかも、先週は、「あからさまな肯定的な形容詞は使わないように」となどお話ししておりますので、なおさらでしょう。

そんなときの1つのアイデアをご紹介します。

それとは、「地域他店のどこのお店が競合か」を先に、
決めてしまうのです。

乱暴な決め方ですが、「地域にある大型店」に満足していない
お客様を呼び込むこと、と決めてしまうのもありなのです。

『スモールビジネス・マーケティング』
岩崎邦彦著、中央経済社、2004。

この本の著者、岩崎氏は、市場調査の結果、
「中小専門店、中小商店での買い物が好き」という、
あくまで小さなお店が好きという消費がどれぐらいの規模で市場に存在するかを調査されています。

結果、全体の34%近くも、中小規模店舗を好んで選ぶ消費者がいるそうです。

ですが、残念なことに、そのうちの4割は、大型チェーン店を利用してしまっているそうです。

岩崎氏の調査は、主に「小売店」の調査ですが、理容・美容も、
近くに魅力的な小規模店舗があれば通いたいと考えている
消費者がいることを示唆しています。

小さな店だからこそ期待される、大型店では満たされない需要を拾い上げる。

このアイデアは、お店の「売り」を考えるきっかけとして、
ゼロから創出することと比べると、少しは楽に考えられると
思いませんか?
# by mike1004_kuma | 2012-09-03 16:17 | 広報/PR/ストーリーづくり
こんにちは、カムラッドです。

コンセプトというと、どうしても、「きれいな言葉」を使いたくなります。

たとえば、
「お客様第一主義」
「お客様満足度を追及します」
といったような場合、
その言葉自体がよい意味をあらわすので、本当のところ
その内容は誰にどのようなものを届けるものなのか
ということについて吟味しようがありません。

実際、他業種や他店の「お客様第一主義」というコンセプトを耳にして、なんとなく違和感を覚えるという経験ありませんでしたでしょうか。

コンセプトは、「誰に」「何を届けるのか」がわかるように、
あからさまに肯定的な形容詞はなるべく使わず表現することを心掛けたいです。

これは、次の書籍の著者も同じことを話しています。

『ストーリーとしての競争戦略』
楠木健著、東洋経済新報社、2010。
# by mike1004_kuma | 2012-08-27 07:02 | 広報/PR/ストーリーづくり