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仕事で初めての会社さん、お店さんに伺うとき、なるべく洗面所をのぞかせていただくようにしてます。
私用で訪れるお店さんや、施設でも、「ここのトイレはどんなかな」と用がなくてものぞかせていただきます。
仕事をしはじめた最初の頃は、初めての訪問先でいきなり「お手洗いどちらですか?」とお尋ねするんは失礼だと思っていました。
お取引を開始するに際し、どれぐらい規模の会社さんで、どのような姿勢の会社かと収集してきた情報を上司に報告していたときのことです。
「洗面所はどんな感じだった?」と上司の問い。
「え、がまんして帰ってきました」
「トイレぐらい見て帰って来い!」と一喝!
上司いわく「洗面所をみれば会社がわかる」とのこと。
以来、わからないながらも、トイレと会社の顔はどうつながっているのか考えながら伺うようになりました。
店舗でも会社でも、トイレを目的にお客様がいらっしゃるわけではありません。
だから、つい、「たかが洗面所ごときで」と思われる場合も多いと思います。
でも、どんなにおいしい料理を出すお店でもトイレに行って落ち着かなかったら、お店の印象全体が落ち着かないものになってしまいます。
逆に、建物は古くても、きちんと整頓され手入れがゆきとどいたトイレのある事務所さんには、とても誠実さを感じます。
決して豪華にしたほうがいいとは言いません。
でも、トイレからもメッセージが発信できます。
提供されている商品やサービス、あるいはつくっていきたいお店のイメージに即し、社員に、取引先に、お客様に有効にメッセージ発信できる場所としてもトイレを有効活用していただけます。
私用で訪れるお店さんや、施設でも、「ここのトイレはどんなかな」と用がなくてものぞかせていただきます。
仕事をしはじめた最初の頃は、初めての訪問先でいきなり「お手洗いどちらですか?」とお尋ねするんは失礼だと思っていました。
お取引を開始するに際し、どれぐらい規模の会社さんで、どのような姿勢の会社かと収集してきた情報を上司に報告していたときのことです。
「洗面所はどんな感じだった?」と上司の問い。
「え、がまんして帰ってきました」
「トイレぐらい見て帰って来い!」と一喝!
上司いわく「洗面所をみれば会社がわかる」とのこと。
以来、わからないながらも、トイレと会社の顔はどうつながっているのか考えながら伺うようになりました。
店舗でも会社でも、トイレを目的にお客様がいらっしゃるわけではありません。
だから、つい、「たかが洗面所ごときで」と思われる場合も多いと思います。
でも、どんなにおいしい料理を出すお店でもトイレに行って落ち着かなかったら、お店の印象全体が落ち着かないものになってしまいます。
逆に、建物は古くても、きちんと整頓され手入れがゆきとどいたトイレのある事務所さんには、とても誠実さを感じます。
決して豪華にしたほうがいいとは言いません。
でも、トイレからもメッセージが発信できます。
提供されている商品やサービス、あるいはつくっていきたいお店のイメージに即し、社員に、取引先に、お客様に有効にメッセージ発信できる場所としてもトイレを有効活用していただけます。
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by mike1004_kuma
| 2005-08-25 17:07
| トイレの話題
プレスリリースで新商品(新サービス)を告知するとき、新商品の内容ばかりを詳しく書いていませんか?
「なぜ、その商品・サービスを開発しようと思ったのか?」
このことをプラスして書いて見ましょう。
・なぜ、この商品があればいいなと思いついたのか
・なぜ、このサービスを今始めようと思ったのか
・なぜ、○○の分野にこだわって開発したのか
・なぜ、社長の自分がこの開発にこだわったのか
・なぜ、この商品を広めたいとおもったのか
以前、このブログのなかで人間臭い話題が好まれるとお伝えしたことがありましたが、人間臭さを盛り込むひとつのきっかけが「なぜ」を満たすストーリーです。
「自分のアトピーのつらさをなんとか軽減したかったから」
「送料を安くすることで、注文を増やし、業界全体の役にたちたかったから」
「かつてお世話になった日本のみなさまに、なにか恩返しがしたいと思ったから」
「ご相談者のほとんどが、○○という理由で『だまされた』とお感じになれていて、少しでも被害者を減らしたかったから」
多くの方の場合、「なぜ」と最初にこの質問をすると、「なんとなく」「いや、思いついただけだから」という答えが返ってきます。
でも、理由をご自分に深く問い始めるきっかけをつくっていただくと、「そういえば、」と、ゴロゴロどなただって出てきます。
新しいものを作る、売るというエネルギーは相当なものです。
その相当なエネルギー源ごなる理由が、本当はどなたにだって必ずあるわけです。
無理に作る必要はありません。
ましては、捏造やウソはいけません。
かっこいい理由にする必要もありません。
でも、多くの方の共感を得るきっかけは、まずあなたの中にもあることをご自分にといかけてひっぱりだしてみてください。
この「なぜ」という問いは、広告やプロモーションツールをつくるときにも、とても有効に働きます。
ちなみに、それでもぴんと来ない方、あなたがプロポーズしたり、告白したりしたときのこと、あるいはされたときのことを思い起こしてみてください。
「あなたが好きです!」 とただ言われるのと。
「あなたの優しいところが好きです!」と、好きな理由をつけて言われるのと、どちらが嬉しいですか?
自分が嬉しかった方を採用してください。
「なぜ、その商品・サービスを開発しようと思ったのか?」
このことをプラスして書いて見ましょう。
・なぜ、この商品があればいいなと思いついたのか
・なぜ、このサービスを今始めようと思ったのか
・なぜ、○○の分野にこだわって開発したのか
・なぜ、社長の自分がこの開発にこだわったのか
・なぜ、この商品を広めたいとおもったのか
以前、このブログのなかで人間臭い話題が好まれるとお伝えしたことがありましたが、人間臭さを盛り込むひとつのきっかけが「なぜ」を満たすストーリーです。
「自分のアトピーのつらさをなんとか軽減したかったから」
「送料を安くすることで、注文を増やし、業界全体の役にたちたかったから」
「かつてお世話になった日本のみなさまに、なにか恩返しがしたいと思ったから」
「ご相談者のほとんどが、○○という理由で『だまされた』とお感じになれていて、少しでも被害者を減らしたかったから」
多くの方の場合、「なぜ」と最初にこの質問をすると、「なんとなく」「いや、思いついただけだから」という答えが返ってきます。
でも、理由をご自分に深く問い始めるきっかけをつくっていただくと、「そういえば、」と、ゴロゴロどなただって出てきます。
新しいものを作る、売るというエネルギーは相当なものです。
その相当なエネルギー源ごなる理由が、本当はどなたにだって必ずあるわけです。
無理に作る必要はありません。
ましては、捏造やウソはいけません。
かっこいい理由にする必要もありません。
でも、多くの方の共感を得るきっかけは、まずあなたの中にもあることをご自分にといかけてひっぱりだしてみてください。
この「なぜ」という問いは、広告やプロモーションツールをつくるときにも、とても有効に働きます。
ちなみに、それでもぴんと来ない方、あなたがプロポーズしたり、告白したりしたときのこと、あるいはされたときのことを思い起こしてみてください。
「あなたが好きです!」 とただ言われるのと。
「あなたの優しいところが好きです!」と、好きな理由をつけて言われるのと、どちらが嬉しいですか?
自分が嬉しかった方を採用してください。
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by mike1004_kuma
| 2005-08-23 17:29
| 広報/PR/ストーリーづくり
値引き競争に巻き込まれて大変、という話は業界業種問わずお聞きします。
BtoCのご商売の場合も例外なく、お客様への圧倒的な特典のひとつとして値引きが常用されています。
値引きはお客様への圧倒的な特典をお伝えするためのひとつの方法です。
「安い」→「今買っておかなくては」→「よし、いまお店に行こう」という、店舗に足を向けていただく循環をうながすためのものです。
あなたのところでは、安くするときに理由もあわせてお伝えしてますか?
よく、「オータムキャンペーン」といったように、季節の名前に「キャンペーン」をつけられる場合がよくみられます。
そのときに、もうひとつ突っ込んだコピーも考えてみてください。
なぜ「この季節」に「値引き」をするのか、という理由もあわせてお伝えするのです。
安くする理由を考えてゆくと、季節にちなんだ値引きの理由のほかにもいろいろ出てきます。
他店とのサービスの違う点を実感していただくためのキャンペーン、新商品導入のキャンペーン、改装後のキャンペーン、新しいスタッフのお披露目キャンペーン、などなど。
なぜ、わたしのところから、あなたは、これを買わなくてはならないのか?
「わたしのところでなくてはならない理由」をお伝えするのが「値引く理由」です。
お金を払っていただく理由は、ひとつの商品でもさまざまな角度からお伝えしたほうがお店にとっては有効に働きます。
値引きの理由は沢山あったほうが、お客様は「わたしもココへ行ってこれに一度お金払ってみようかな」「ココならお金払ってもいいかな」とどれかに響いていただけるからです。
数字が安いからだけでは、いまはどこでも安いです。
そのなかで、他所ではなく貴方のお店で買っていただけるための理由を考えて、必ずお伝えするようにしてみてください。
これがうまくお伝えできれば、他店より安くなくても、お客様はあなたのところにいらしていただけます。
BtoCのご商売の場合も例外なく、お客様への圧倒的な特典のひとつとして値引きが常用されています。
値引きはお客様への圧倒的な特典をお伝えするためのひとつの方法です。
「安い」→「今買っておかなくては」→「よし、いまお店に行こう」という、店舗に足を向けていただく循環をうながすためのものです。
あなたのところでは、安くするときに理由もあわせてお伝えしてますか?
よく、「オータムキャンペーン」といったように、季節の名前に「キャンペーン」をつけられる場合がよくみられます。
そのときに、もうひとつ突っ込んだコピーも考えてみてください。
なぜ「この季節」に「値引き」をするのか、という理由もあわせてお伝えするのです。
安くする理由を考えてゆくと、季節にちなんだ値引きの理由のほかにもいろいろ出てきます。
他店とのサービスの違う点を実感していただくためのキャンペーン、新商品導入のキャンペーン、改装後のキャンペーン、新しいスタッフのお披露目キャンペーン、などなど。
なぜ、わたしのところから、あなたは、これを買わなくてはならないのか?
「わたしのところでなくてはならない理由」をお伝えするのが「値引く理由」です。
お金を払っていただく理由は、ひとつの商品でもさまざまな角度からお伝えしたほうがお店にとっては有効に働きます。
値引きの理由は沢山あったほうが、お客様は「わたしもココへ行ってこれに一度お金払ってみようかな」「ココならお金払ってもいいかな」とどれかに響いていただけるからです。
数字が安いからだけでは、いまはどこでも安いです。
そのなかで、他所ではなく貴方のお店で買っていただけるための理由を考えて、必ずお伝えするようにしてみてください。
これがうまくお伝えできれば、他店より安くなくても、お客様はあなたのところにいらしていただけます。
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by mike1004_kuma
| 2005-08-22 17:12
| 広告・チラシ
広報の仕事について御用聞き営業していると、積極的に情報発信していなくても「向こうから取材にきてくれて、掲載されたことがあるよ」とおっしゃる企業様が結構沢山いらっしゃいます。
積極的な情報発信をしていなくても記者が自ら探して取材に来てくれて、それが記事になったことは、これは会社としてとても大切な資産です。
でも、「昔新聞や雑誌に載ったことがある」、というだけで終わってしまわれている場合がほとんどなので、もったいなくて仕方ありません。
過去に取材を受け掲載されたことを、きちんと今後会社の発展のためにも役立てつ資産として有効活用していただきたい!
そこで、有効活用する下準備の方法をお伝えしましょう。
1)過去に掲載された記事は、あらゆるところで営業資料として利用する!
掲載記事の切抜きを、ファイルに収めただけで終わっていませんか?
去年の記事でもう古いから、なんて、遠慮して仕舞いこんでいませんか?
台紙にきれいに張ってコピーし会社資料や製品資料に必ず挟み込む。
従業員の目の留まるところに張り出しておく。
採用面接のときには会社説明の資料として利用する。
Webサイトにも掲載する。
などなどで、昔のだからと言わずに、時間が経っていたとしても徹底利用してください。
2)取材いただいた記者とのコネクションを継続させる努力をする
会社経営が継続されてくると、取材いただいく件数も増えてきます。積極的な情報発信をしなくても向こうから見つけて取材にきてくださる記者はあなたの会社に好意的な方なはずです。
その方とのコネクションを継続させようと努力されていますか?
記者との連絡もなにもなしに放置したままの場合でも、「もう何年も前のことだから」と遠慮する必要はありません。
まず、過去に取材いただいた記者の名刺を、エクセルなどで一覧表にして整理してみてください。
そのとき、一覧表には、取材いただいた年月日、掲載いただいた年月日も忘れず書き込んでくださいね。
なにか情報を積極的に出してゆきたいと思ったとき、通常なら、情報発信先のリストをゼロから構築しなければならないわけですが、このように取材いただいた先をあらかじめきちんとリスト化しておくことで、一番大変な作業のリスト作りがうんと楽になります。
切抜きを保管するだけで満足しているあなた。
是非、眠れる資産を有効活用する準備もしておいてください。
積極的な情報発信をしていなくても記者が自ら探して取材に来てくれて、それが記事になったことは、これは会社としてとても大切な資産です。
でも、「昔新聞や雑誌に載ったことがある」、というだけで終わってしまわれている場合がほとんどなので、もったいなくて仕方ありません。
過去に取材を受け掲載されたことを、きちんと今後会社の発展のためにも役立てつ資産として有効活用していただきたい!
そこで、有効活用する下準備の方法をお伝えしましょう。
1)過去に掲載された記事は、あらゆるところで営業資料として利用する!
掲載記事の切抜きを、ファイルに収めただけで終わっていませんか?
去年の記事でもう古いから、なんて、遠慮して仕舞いこんでいませんか?
台紙にきれいに張ってコピーし会社資料や製品資料に必ず挟み込む。
従業員の目の留まるところに張り出しておく。
採用面接のときには会社説明の資料として利用する。
Webサイトにも掲載する。
などなどで、昔のだからと言わずに、時間が経っていたとしても徹底利用してください。
2)取材いただいた記者とのコネクションを継続させる努力をする
会社経営が継続されてくると、取材いただいく件数も増えてきます。積極的な情報発信をしなくても向こうから見つけて取材にきてくださる記者はあなたの会社に好意的な方なはずです。
その方とのコネクションを継続させようと努力されていますか?
記者との連絡もなにもなしに放置したままの場合でも、「もう何年も前のことだから」と遠慮する必要はありません。
まず、過去に取材いただいた記者の名刺を、エクセルなどで一覧表にして整理してみてください。
そのとき、一覧表には、取材いただいた年月日、掲載いただいた年月日も忘れず書き込んでくださいね。
なにか情報を積極的に出してゆきたいと思ったとき、通常なら、情報発信先のリストをゼロから構築しなければならないわけですが、このように取材いただいた先をあらかじめきちんとリスト化しておくことで、一番大変な作業のリスト作りがうんと楽になります。
切抜きを保管するだけで満足しているあなた。
是非、眠れる資産を有効活用する準備もしておいてください。
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by mike1004_kuma
| 2005-08-19 17:04
| 広報/PR/ストーリーづくり
広報はその作業特性上、報道される側が最終チェックをするのではなく、報道する側が最終チェックを行う場合が多い。
だから広告とちがって、内容はメディア任せとなります。
そのため、プレスリリースを発表した後にタイミングよく掲載されたと喜んでいるのもつかの間、誤報されていることを発見することも。
報道される当事者にとっては、一字一句の違い、ニュアンスの違い、数字の違いなどあってはならないことで、この誤報を一大事ととらえ、「どうしたらいいですか?」と慌ててご相談がくる場合も少なからず……
会社名の表記間違い、社長、担当者名の漢字間違い、連絡先電話番号の数字間違い、会社URLの表記間違い、会社にとっては一大事ですが、これはまだ広報のなかではよくある軽度の間違いととらえてください。
怒って電話して謝罪をもとめ、謝罪記事を要求するまえに、「自分の伝え方が悪くなかったか、きちんと伝える努力をしたか、表現力が不足していなかったか」を振り返ってみてください。
一方的にクレームを出してかえってその態度が悪くて記者の反発を買うよりも、タイミングをみて正しい理解をしてもらえるよう伝えよい人間関係づくりに徹したほうが、今後継続して広報活動をしてゆくなかではよい結果を得てゆけると考えたほうがいいです。
会社名の間違いは一大事ですが、訂正記事はでない場合がほとんどです。
反省を活かして確認に確認をかさね、そして、記者とのやりとりも親密にしてゆくことで、次回の情報発信でフォローしてゆく姿勢をもってください。
だから広告とちがって、内容はメディア任せとなります。
そのため、プレスリリースを発表した後にタイミングよく掲載されたと喜んでいるのもつかの間、誤報されていることを発見することも。
報道される当事者にとっては、一字一句の違い、ニュアンスの違い、数字の違いなどあってはならないことで、この誤報を一大事ととらえ、「どうしたらいいですか?」と慌ててご相談がくる場合も少なからず……
会社名の表記間違い、社長、担当者名の漢字間違い、連絡先電話番号の数字間違い、会社URLの表記間違い、会社にとっては一大事ですが、これはまだ広報のなかではよくある軽度の間違いととらえてください。
怒って電話して謝罪をもとめ、謝罪記事を要求するまえに、「自分の伝え方が悪くなかったか、きちんと伝える努力をしたか、表現力が不足していなかったか」を振り返ってみてください。
一方的にクレームを出してかえってその態度が悪くて記者の反発を買うよりも、タイミングをみて正しい理解をしてもらえるよう伝えよい人間関係づくりに徹したほうが、今後継続して広報活動をしてゆくなかではよい結果を得てゆけると考えたほうがいいです。
会社名の間違いは一大事ですが、訂正記事はでない場合がほとんどです。
反省を活かして確認に確認をかさね、そして、記者とのやりとりも親密にしてゆくことで、次回の情報発信でフォローしてゆく姿勢をもってください。
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by mike1004_kuma
| 2005-08-18 17:23
| 広報/PR/ストーリーづくり
久しぶりに実家に帰って祖父や伯父、父の話を聞いてきました。
父も、母方の伯父も祖父も、それぞれ、小さなプラスチック工場や、拡声器を作っている製造業です。
わたしの広報やパブリック・リレイションズの仕事を、最初は、うちには全く関係ないという雰囲気で聞いていた3人。
でも伯父がこう返してくれました。
「小さな製造業はいままで、仕事くれるならなんでも作るよという姿勢だったし、いまでもそういうところが多いけれど、なにか自分の売りをつくらなければいけないと思っている会社が増えてきたってことかな」
父「でも、そういう会社って、売りはコレですって今きめたとしても、すぐに次、次、と変えていくわけじゃない?」
私「そりゃ、売れない売りにしがみつく必要はないし、それは変えたほうがいいよ」
伯父「売りがあったほうが、ひとには伝わりやすいしね」
と、伯父は、つづけて、会社の会社沿革をどうみせていくか検討してきたこと、そのなかで創立60周年をすることに決めた経緯など教えてくれました。
伯父の、自社でつくってきたものに誇りを持って会社のストーリーをつくり、そしてそれを表に出していこうとする姿に、小さな下請けの製造業だからとあぐらをかかずにポジションの差別化をとっていこうとする姿勢がまぶしく感じられました。
小さな会社にPRは余計ではなく、ストーリー作りという点からみただけでも、やはり、わたしは必要とされる仕事してる、と思いを新たにして帰ってきたのでした。
父も、母方の伯父も祖父も、それぞれ、小さなプラスチック工場や、拡声器を作っている製造業です。
わたしの広報やパブリック・リレイションズの仕事を、最初は、うちには全く関係ないという雰囲気で聞いていた3人。
でも伯父がこう返してくれました。
「小さな製造業はいままで、仕事くれるならなんでも作るよという姿勢だったし、いまでもそういうところが多いけれど、なにか自分の売りをつくらなければいけないと思っている会社が増えてきたってことかな」
父「でも、そういう会社って、売りはコレですって今きめたとしても、すぐに次、次、と変えていくわけじゃない?」
私「そりゃ、売れない売りにしがみつく必要はないし、それは変えたほうがいいよ」
伯父「売りがあったほうが、ひとには伝わりやすいしね」
と、伯父は、つづけて、会社の会社沿革をどうみせていくか検討してきたこと、そのなかで創立60周年をすることに決めた経緯など教えてくれました。
伯父の、自社でつくってきたものに誇りを持って会社のストーリーをつくり、そしてそれを表に出していこうとする姿に、小さな下請けの製造業だからとあぐらをかかずにポジションの差別化をとっていこうとする姿勢がまぶしく感じられました。
小さな会社にPRは余計ではなく、ストーリー作りという点からみただけでも、やはり、わたしは必要とされる仕事してる、と思いを新たにして帰ってきたのでした。
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by mike1004_kuma
| 2005-08-17 20:03
| 広報/PR/ストーリーづくり
広報といえば活字や電波メディアだけに対応していればいい時代はもう終わっています。Webで流される情報が見過ごされません。
象徴的な動きとして、アメリカの大統領選挙の民主党大会、共和党大会にはブロガーがプレスバッジをつけて押し寄せ注目されたといいます。既存のマスメディアと違う独自の視点で情報を流している独自メディアと位置づけられたことになります。
Web上では、さまざまな情報を扱うサイトがありますが、「小さなところだから」とか「自分はしらないから」と扱っていませんか?
第三者の影響力のある意見を味方につける広報としては、第三者の声としてWebの情報発信サイトも大切にしたいものです。
象徴的な動きとして、アメリカの大統領選挙の民主党大会、共和党大会にはブロガーがプレスバッジをつけて押し寄せ注目されたといいます。既存のマスメディアと違う独自の視点で情報を流している独自メディアと位置づけられたことになります。
Web上では、さまざまな情報を扱うサイトがありますが、「小さなところだから」とか「自分はしらないから」と扱っていませんか?
第三者の影響力のある意見を味方につける広報としては、第三者の声としてWebの情報発信サイトも大切にしたいものです。
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by mike1004_kuma
| 2005-08-11 21:00
| 広報/PR/ストーリーづくり
2005年8月4日(木)日経新聞夕刊で、「選挙はイメージ戦 PR会社を活用 政策・理念 全面に」という記事が大きく掲載されていました。
本日8日に郵政民営化法案の可決・否決が決定するので、それぞれの党の戦略がどう活きてくるのかまだわかりませんが、自民党、民主党ともに、かなり早い段階から広報コンサルティング会社と契約し戦略立案をすすめているという点について、特筆すべきことだと思いとりあげます。
アメリカの大統領選挙でPR会社が活躍しているのは以前から知られていましたが、日本もとうとう「広報戦略」が重要だと政党までもが本気になって取り組む時期になってきたということですね。
自民党にも、民主党にもいえることは、選挙対策のプロジェクト立案時から議論に広報コンサルティング会社の担当者を参加させ、また、党本部や幹事長室スタッフらで構成する中枢組織にも担当者を参加させ意見を出し合っているとのこと。
何を強調するのか、どの土俵で戦いを挑むのか、どの特徴をアピールすると高い関心が寄せられるのか、などの決定から、選挙スローガンや、党のキャッチコピー、ポスター制作等等広い範囲でかかわっていることが紹介されています。
PR会社はいつも黒子なので、これほど、どこに対して、どのような内容を提供しているのかが大きくクローズアップされることはほとんどないのですが、よほど、日本の選挙線が大きく変わる転換点だと記者さんには映ったのでしょう。
PRは、ただメディアとのリレーションを手助けするだけでなく、「どのようにイメージアップをはかるのか」という点から戦略的な部分のお手伝いをする会社だと紹介されていることで、PR会社全体のイメージアップがこの記事で図られているなとも感じた次第です。
本日8日に郵政民営化法案の可決・否決が決定するので、それぞれの党の戦略がどう活きてくるのかまだわかりませんが、自民党、民主党ともに、かなり早い段階から広報コンサルティング会社と契約し戦略立案をすすめているという点について、特筆すべきことだと思いとりあげます。
アメリカの大統領選挙でPR会社が活躍しているのは以前から知られていましたが、日本もとうとう「広報戦略」が重要だと政党までもが本気になって取り組む時期になってきたということですね。
自民党にも、民主党にもいえることは、選挙対策のプロジェクト立案時から議論に広報コンサルティング会社の担当者を参加させ、また、党本部や幹事長室スタッフらで構成する中枢組織にも担当者を参加させ意見を出し合っているとのこと。
何を強調するのか、どの土俵で戦いを挑むのか、どの特徴をアピールすると高い関心が寄せられるのか、などの決定から、選挙スローガンや、党のキャッチコピー、ポスター制作等等広い範囲でかかわっていることが紹介されています。
PR会社はいつも黒子なので、これほど、どこに対して、どのような内容を提供しているのかが大きくクローズアップされることはほとんどないのですが、よほど、日本の選挙線が大きく変わる転換点だと記者さんには映ったのでしょう。
PRは、ただメディアとのリレーションを手助けするだけでなく、「どのようにイメージアップをはかるのか」という点から戦略的な部分のお手伝いをする会社だと紹介されていることで、PR会社全体のイメージアップがこの記事で図られているなとも感じた次第です。
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by mike1004_kuma
| 2005-08-08 17:33
| 広報/PR/ストーリーづくり
7月15日のブログの話題で「定期的に情報発信する効果」をお話してます。
これを書いた理由は、定期的に情報発信しつづけること自体が結構負担になってくるからです。
かくいう私も、「目標、3日に一回は必ずブログを書く」としか目標を立てずに始めてしまっており、SEO効果にもならないような、テーマのずれた話題が続いていると自分では自覚しております。
「恋愛との相関関係を考える」部分はどこへ行ったやら。
テーマをくくりなおして、タイトルも近いうちに変えなくてはいけません……
さてさて、話はそれましたが、継続させてゆくコツというか、作業準備のミソを考えてみました。
わたしは定期的な情報発信を進める側ですが、必ず、クライアントさんから「継続させるのが大変で…。次なにを発信したらいいのか」とご相談うけてしまうからです。
1)まず継続できそうなテーマをありったけ書き出す
2)書き出したテーマのなかで優先順位をつけてみる
3)書く頻度にもよりますが、優先順位の上位数個から出てくる話題を次に書き出してみる
4)発行頻度にあわせて日程表に、話題を埋め込んでみる
5)発行準備から発行作業は、周囲のスタッフの手を巻き込む。自分だけで抱え込まない。
6)情報のチェック機能を必ずだれかが持つこと(ノーチェックのまま間違った情報が発信されることがないように)
1)と3)の段階は、机の上で考えるのではなく、関係するスタッフ関係しないスタッフも集まってブレーンストーミングの方法でアイデアを出し合う場をもうけると一番効率的です。
なかなか、「情報発信しようとおもうけれどできない」というパターンは、一人で抱え込んで作業がいつも後回しになってしまうか、あるいは、上役が担当者にまかせっきりで報告だけをもとめアイデア出しに協力しないか、このどちらかの場合が多いようにみうけられます。
ちなみに、わたしが定期的な情報発信と言っているものには、複数の手法を指しています。
●パブリシティ
●ニューズレター
●メールマガジン(携帯メールも含む)
●ブログ
●ホームページの定期的な更新
これを書いた理由は、定期的に情報発信しつづけること自体が結構負担になってくるからです。
かくいう私も、「目標、3日に一回は必ずブログを書く」としか目標を立てずに始めてしまっており、SEO効果にもならないような、テーマのずれた話題が続いていると自分では自覚しております。
「恋愛との相関関係を考える」部分はどこへ行ったやら。
テーマをくくりなおして、タイトルも近いうちに変えなくてはいけません……
さてさて、話はそれましたが、継続させてゆくコツというか、作業準備のミソを考えてみました。
わたしは定期的な情報発信を進める側ですが、必ず、クライアントさんから「継続させるのが大変で…。次なにを発信したらいいのか」とご相談うけてしまうからです。
1)まず継続できそうなテーマをありったけ書き出す
2)書き出したテーマのなかで優先順位をつけてみる
3)書く頻度にもよりますが、優先順位の上位数個から出てくる話題を次に書き出してみる
4)発行頻度にあわせて日程表に、話題を埋め込んでみる
5)発行準備から発行作業は、周囲のスタッフの手を巻き込む。自分だけで抱え込まない。
6)情報のチェック機能を必ずだれかが持つこと(ノーチェックのまま間違った情報が発信されることがないように)
1)と3)の段階は、机の上で考えるのではなく、関係するスタッフ関係しないスタッフも集まってブレーンストーミングの方法でアイデアを出し合う場をもうけると一番効率的です。
なかなか、「情報発信しようとおもうけれどできない」というパターンは、一人で抱え込んで作業がいつも後回しになってしまうか、あるいは、上役が担当者にまかせっきりで報告だけをもとめアイデア出しに協力しないか、このどちらかの場合が多いようにみうけられます。
ちなみに、わたしが定期的な情報発信と言っているものには、複数の手法を指しています。
●パブリシティ
●ニューズレター
●メールマガジン(携帯メールも含む)
●ブログ
●ホームページの定期的な更新
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by mike1004_kuma
| 2005-08-01 22:03
| 広報/PR/ストーリーづくり
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