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あなたの理美容室・エステサロンの「熱き思い」を「恋の相手に伝える」ように、お客様にお伝えする! 理・美容室やエステサロンの集客支援・売上アップのための経営コンサルティング。毎週月曜日更新!


by mike1004_kuma
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自由診療の患者さんへと、保険診療の患者さんへと同じホームページの中でどう訴えをしてゆくか

クリニックらしくないやわらかな雰囲気の、患者さん目線のアピールをしたいというご希望でホームページ制作をご依頼いただいた歯科医院さんから、今年はまた違った角度からのご相談をいただきました。

最新の歯科医療設備を導入されるのをきっかけに、ホームページのあり方を考え直したほうがいいのではないかと思い始められたということで、まずは思いを整理されるためにとご相談がありました。

これまでは地域密着のクリニックとして、地域の皆様の健康づくりに役立つことをクリニックの使命として掲げられていました。

しかし地域では、高齢化、人口の大半が郊外へ移動し空洞化がすすんでいるとのこと。
地域密着だけで、やってゆけるのかどうかという思い。
それから、歯科医院が数多くあるなかでの差別化を、どうつけてゆくのか。

医師としては、技術が違う施設が違うことを声高に叫ばなくても、わかる患者さんはわかってくださると思っているが、いろいろなホームページをみたりして研究しているうちに「言ったもの勝ち」という側面があることにも最近気づいたから、このままのPRの状態でいいのかという思いがある、とのこと。

……

たしかに、「言ったもの勝ち」というのは当たってます。

どこかで情報を開示しないと、比べる情報がそもそも無いということで、比べる対象にさえ上がってこず、選択の対象にもあがらないということは、ご来院くださる方の数にもつながらないということになります。

これは、美容室やエステサロンでも同じ。

「なんとなく良さそう」と感じさせるだけでは、ホームページやその他集客ツールはうまく働いているとはいえず、「○○だからいいとお勧めできる」と具体的な選択のポントをお伝えする必要があります。


では、これをクリニックのPRツールにどう活かすべきか。
3ヶ月~1年かけてしっかりした方向性を決めて行きたいと院長はおっしゃっており、規制のなかでの表現の工夫や、地域の特性の考慮などしながら、じっくり煮詰めてゆく作業を繰返すこととなりました。


ホームページの技術的なことは協力いただくホームページ制作会社さまにお手伝いいただくのですが、ターゲットを絞るお手伝いと、ターゲットを絞った後に「価格ではない価値」を伝えるためのお手伝いをわたくし自身がすることになります。

価値以外の、「そこにゆかなければならない価格」を伝える工夫、見掛け倒しのイメージに振り回されない本物を伝えるしっかりした内容がポイントになりそうです。
by mike1004_kuma | 2007-06-18 12:04 | 広報/PR/ストーリーづくり