人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あなたの理美容室・エステサロンの「熱き思い」を「恋の相手に伝える」ように、お客様にお伝えする! 理・美容室やエステサロンの集客支援・売上アップのための経営コンサルティング。毎週月曜日更新!


by mike1004_kuma
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

メーカー・ブランドや商品ブランドに頼るアピールは、吉か凶か

他店、他社との差別化をきちんとご説明することを、和田は一貫して推し進めております
そんななかで、理容室・美容室さんの「強み」をサロンさんと話し合っていると、こんなことが出てくることがあります。

それは、メーカー名、商品名を、「特徴」や「強み」として挙げようとされることがあるということです。

たしかに、選りすぐった薬液や商材を扱うことで、希少な「選ばれたサロンである」ことを遠まわしにお伝えしたいというお気持ちだと思われます。

しかし!

お客様は、ご存知ないのです。
そのメーカー名や、商品名を。

「だんだん浸透してきている」と、サロンに居る側は考え勝ちです。
でも、メーカー名や商品名を知らないお客様のほうがまだまだ多いのが常なのです。

では、知らないお客様に対して、どうアピールしたらいいのか?

次の2つをお伝えすることです。

1)その商材を扱うことで、どのようなプロセスをお客様は体験されるのか?
2)プロセスをへた後に、どのような具体的な経験を得ていただけるのか?

この2つをお伝えすることで、メーカー名や商材名をそのままアピールするよりももっと高い効果をきっと得ていただけます。

なぜなら、お客様は「美しくなるため」に、サロンにいらしているのですから。
その希少な商材に惹かれる方も、その商材が好きなのは「○○を使えば美しくなれる」と連想されていらしているだけなのですから。
連想の部分を、実際の言葉で埋め、体験を具体的にお伝えすること、やってみてください。

ということで、メーカー名や商品ブランド名に頼るアピールは、頼りすぎると「凶」、できるだけ使わないことをおすすめします。

次回はエステサロンの「材料名」です。
by mike1004_kuma | 2006-12-04 14:51 | 美容業コンサルティング