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あなたの理美容室・エステサロンの「熱き思い」を「恋の相手に伝える」ように、お客様にお伝えする! 理・美容室やエステサロンの集客支援・売上アップのための経営コンサルティング。毎週月曜日更新!


by mike1004_kuma
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価格表示で「~」は、読み手をどんな気持ちにさせるか?

コンサルティング要素の割合が高いサービスや、パーツの入れ替えで価格が変動するものなど、価格を一定に決められないときがあります。

そんなとき、価格表示でよく使われるのが、「○○円~」という表示。

わたしは、「~」がついた価格表示を、「から表示」と勝手に呼ばせてもらってます。

で、今日は、この「から表示」について考えてみたいと思います。


お客様からの反応を早く得たいときは、広告やチラシ、パンフレットに「から表示」を入れるのは得策ではないとわたしは考えています。

たとえば、こんな例だと読み手のあなたはどう考えますか?

■例1

エステコース ¥15,000~

え、15,000円を握り締めていっても足りないときがあるの?
それって、どんなときに追加料金取られるのかな?
化粧品代って別なのかしら?

■例2
美容室の料金表示も、この「から表示」が大好きのようです。

パーマ ¥5,300~

え、ロング料金はいくらなのかな?
そもそもロングって、どのぐらいの長さにかかるのかな?
カットは入ってるのかな?
トリートメントを入れると、また追加料金をとられるのかな?


せっかく、目に留めてくれたのに、考えている間に次に目がうつってしまいます。
あいまいにして伝え切れなかったために、せっかくの出会いがフイになってしまう要素が強く残っています。

「じゃあ、結局いくらかかるのか?」とわからない部分があるお客様は、不安ですし、安心感をチラシや広告から感じ取っていただくことができません。

売り手の側、お店の側は、「わからなかったら問い合わせてくれればいい」と軽く考えていたりするかもしれません。
でも、そのようなアクションを起してくださる方は、少ないでしょう。

広告やチラシ、パンフレットに目に留めていただいた方を、少しでも多く、来店や問い合わせにつなげたいなら、「あいまいな部分は残さない」よう配慮しましょう。

だから、価格の「~」(「から表示」)はなるべく避けるように心がけることをお勧めします。
by mike1004_kuma | 2005-11-09 20:24 | 広告・チラシ